ただ、生きていきたい

自身への罪悪感 周りへの劣等感で 生きています。

眠れない夜に


わたしは昔から
きっと変わっていたのだろう。

ある日から
わたしの人生は変わった。

まだ高校生の頃。

夢をみているなんでもない普通の女子高生。

ただ、いつも考えていた。

死ぬことを。

生きることを、夢見ながら
全力で走っていた。

それなりに努力していた毎日。

充実していたような日々

ある日、わたしは崩壊した。

精神崩壊した。

わたしは、自分が人間なのか
わからなくなった。

わたしはきっと、
失敗作だ。

いつも、涙しながら
その言葉を抱きしめて
日々を耐えていた。

もうあれから何年も経つが。

わたしは、何一つ進んでやしない。

止まったまま、
わたしの時計は、
高校生の頃の日のまま。

夢を見ている気がする。

長い長い夢を。

わたしは自分が生きていると
思ってはいない。
思えない。

しかし、時は過ぎていく。

焦る日々。

自分を壊す日々。

出口のない日々。

どうやったら、生きていけるのだろう。

わたしは
わたしの
病名を知らされていない。

わたしは、フワフワとしながら
足元も見ず、
ただ立ち止まったまま
明日を迎える。

生きていきたい。

ただ、それだけなのだ。


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